福井俊郎(新制1回)
教育改革の荒波のなかで育った私たちが、卒業して丁度50年経ちました。これまでには毎年1回クラス会を開いてきましたが、去る5月6日に新阪急ホテルで、数学科・物理学科・生物学科と一緒になって「卒業50周年記念合同クラス会」を開きました。卒業 してはじめてのことでしたが、化学科だけで27名、全部で55名参加という盛会でした。 胸の名札を見てから「あ一君か」という始末でしたが、直ぐに懐かしい想いに浸ることができました。
翌日からは、化学科卒業の19名で木曽路旅行に出かけました。 馬込の旅籠で一泊して、翌日は生憎の雨。「木曽路には雨がよく似合う」などと言いながら、中山道を妻寵まで 1時間ほど歩きました。さらに、記念クラス会誌「半世紀を越えて」をつくって、お世話になった先生方や関係者にも配布しました。
私たちのクラスで、これまでに亡くなったのは6名ですが、名簿を整理してみますと、学科によって物故者の割合が大きく違うことに気がつきました。数学科38%、物理学科24%、化学科11%、生物学科7%でした。何か理由があるのでしょうか。同じようなことは他の学年でもみられるのでしょうか。お分かりでしたらお知らせください。