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化学科旧制18回生クラス会

2010年02月24日(水)

早野和夫(旧制18回)


 昨年は阪大中之島センターが開設されたので、ここの交流サロンでクラス会をやろうと考えましたが十数人の会合には不向きとのことで、急拠大阪駅前のレストランに変更しました。今回の話題は、岡田吉美君が瑞宝中綬章を受け、以前の学士院賞に続いて二重の喜びです。しかしながらその反面、クラス会の前日に大原隆君の訃報が入り、当日全員黙祷を捧げて会合に入るとは思いもしませんでした。席上学生時代の思い出話で故人を偲んだことはもちろんです。大原君も紫綬褒章や勲四等瑞宝章を受章しており、研究者としても大会社の経営者としても有能ぶりを発揮していましたので、いまさらながら彼の死が惜しまれます。
 われわれも健康に留意することは当然ですが、この年になると病気とうまく付き合わなければなりませんので、入院した人達の貴重な経験談に耳を傾けました。一方、メンバーの中の元気な人々といえばベンチャービジネスの責任者として活躍している人、化学教育や研究に情熱を注ぎ続けている人、ボランティアとしてコーラスに参加している人、さらには当日欠席でしたが、80才になろうかというのに国際会議に出席のためヨーロッパを跳びまわっている人など、これらの話をきいていると無為徒食の人間は強い刺激を受けました。この調子ならみんな毎年元気に顔を合わせることができると確信します。
 「写真」前列左から山部、原田、松本、清川、後列左から大塚、花房、奥山、栗岡、浜田、早野。

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