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文珠四郎秀昭(新制化27回)

 平成12年12月23日に箕面の滝道沿い河鹿荘にて池田研の同窓会を開きました。池田先生が退官されて13年、約6年半ぶりの同窓会でした。年末、クリスマス前、さらに連休という時期であり、参加者が少ないのではないかと危惧していましたが、関係者約100名に同窓会の案内を出したところ、延岡、佐賀、広島、埼玉、つくば、仙台、など遠方からも多くの同窓生に駆けつけていただきました。最終的な参加者は38名でにぎやかな同窓会となりました。

 まず、午後4時ごろから先生と共に滝道を散策しました。先生は相変らずお元気で、参加者の先頭を切って歩かれ、風景を楽しみ、雑談に花を咲かせながら散策を楽しみました。その後の宴会では、研究室在籍順に参加者が先生に近況報告を行い、先生に安心(?)していただきました。また、当日はちょうど先生のお誕生日に近く、ケーキを用意して満76歳のお祝いを行いました。池田先生は卒業生のために色紙をご用意なさっており、温故知新などの熟語の書かれた池田先生直筆の色紙を参加者はありがたく頂戴しました。

 研究室の同窓会では同時期に在籍したものが固まりがちになるかと思いますが、池田研では毎年年末にお伊勢参りと称して5泊6日の日程で大阪から伊勢まで歩くという行事を15年間行っていたためか、また池田先生のご人徳か先輩後輩の間のつながりが強く、大きく学年の違う同窓生の間でもフランクに話ができる雰囲気があります。企業、官公庁、教員、主婦など様々な職業につく卒業生の話題は、やはり分析化学とかかわりの大きい環境問題や教育問題といったものが多いように感じました。このような社会的な問題から大学在籍時代の昔話まで話は尽きず、夜遅くまで和気あいあいとした雰囲気の同窓会となりました。結局、参加者のうち池田先生を含む22名はそのまま宿泊し、翌朝解散となりました。

 今回日程の都合で出席できなかった方々には大変申し訳なかったので、次回の同窓会はできるだけ多くの人が集まれるように日程を調整して行いたいと考えています。

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