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篠原 厚(新制化26回)

昨年(平成22年)の2月20日(土)に、化学科(昭和49年入学+53年卒業)の同窓会を行いました。私が阪大に戻ってきてから、同期の友人に何かの機会に会うたびに、「同窓会を開いてくれよ・・・」と言われ続け、今までサボっていましたが、今回、学術総合博物館で化学専攻協賛の企画展「漆(Japan)の再発見-日本の近代化学の芽生え-」が開催されるのを機会に、同窓会開催を思い立ち、急遽、日程や内容も私の一方的な都合で呼びかけたものです。少なくても集まれる人だけでも良いから、とにかく一度同窓会を開き、今後につなげようとの思いでした。最後に同窓会を開いてから、実に17年ぶりになります。
名簿の整備も何もない状態でのスタートで、連絡には少し苦労しましたが、ふたを開けてみると、何と26名者参加者があり、望外の成功で、世話をした者として大変うれしく思っています。同窓会は3部構成で、第1部は、1時頃より理学部化学科の現状の紹介と新設のG棟や改修後の本館の見学を行い、第2部として、博物館に移動して、芝哲夫先生の講演「眞島利行の漆の化学研究」の拝聴と博物館・企画展の拝観、第3部が懇親会(於ミュージアムカフェ「坂」)でした。今回の目玉として、芝先生の講演に日時を合わせ拝聴する企画を立てましたが、大好評でした。ただ、おそらくほとんどの方にとって、あの講演が芝先生の最後の講演となってしまったことは残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。
中には卒業以来の再会という人も居ましたが、体型や髪の毛の変化があることを除いては、学生の時の顔がすぐに思い出されました。皆さん変わっていないと言う印象でしたが、積もる話にやはり長い時間の経過も感じる、貴重な楽しい時間が過ごせたと思います。今後は、私を含め近場にいるメンバーを幹事とし、もう少し頻繁に開くことを約束して終演となりました。
なお、「化美の会」とは我々の同窓会の名称で、学生時代から何かの居りに使っていたと思いますが、卒業後か成り立って開いた第一回同窓会で正式に命名したように記憶しています。以下に参加者と集合写真を載せておきます。次回はより多くの方の参加を期待しております。
参加者(順不同):渡辺、岩佐、久保、岡田、木村、大久保、松田、江部、山本茂義、篠置、藤井(飯田)、夏目、吉川、小西、伊堂寺(中山)、溝尾、稲毛(深尾)、谷川(吉岡)、川口、菅野夫妻、有家、吉田(井上)、橋爪、小谷、篠原

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