清水 晃(新制化10回)
もう昨年(2010年)の話になりますが、梅雨のさなか天候を心配しながら6月13日(日)から1泊2日の同窓会が山梨県の須玉温泉でおこなわれました。新制化10回生は昭和37年に卒業した化学科30名(うち物故者1名)のクラスメートですが、ここしばらくは集まることに熱心で、大阪は当然のことながら、滋賀、福井、長野、千葉、沖縄、上海など各地を転々としながらの同窓会が続いています。今回は関東地区在住のメンバーが幹事となり、山梨県須玉温泉での開催となりました。
同温泉は、東京から中央高速で約2時間、甲府盆地を過ぎてしばらくの南アルプスと八ヶ岳にはさまれた山あいの静かな一軒宿で、天気がよければ富士山を裏から眺められるロケーションにあります。当日午後、関西、関東方面から19名(男性16名、女性3名)が集まり、温泉を楽しんだあと、会食となり元気に再開できたことを喜びつつお互いの近況を語り旧交を暖めました。10回生は昨年で全員が古希を超えたことになりますが、さすがに健康に関する話題が増えてきたのはやむを得ないことではありましょうが、一方で何人かは仕事のために参加できない、あるいは参加したものの翌朝早々に帰途につくなど、まだ社会と何らかの関わりを持っている、体力的にはともかく精神的にはまだまだ壮年に近い年代であります。
翌朝は宿のバスに乗って県立フラワーセンターで満開のバラを愛で、南アルプス市の農園で特産のサクランボを腹いっぱいに詰め込み、また土産に買い込んでから、今年(2011年)和歌山(白浜)での再会を約して正午に解散となり、待ちかねたように降りだした雨の中、三々五々帰途につきました。